2017年4月13日木曜日

カンポ・デ・フィオーリ広場 Piazza Campo de' Fiori (イタリア・ローマ)

 今日はローマに丸一日いられる最後の日となった。振り返って考えると、旅行の日程が残り少なくなっても、特に感傷に似た気持ちもなく、淡々と観光地を回っていたような気がする。

 さて、今日のローマ観光は最初に朝市が有名なカンポ・デ・フィオーリ広場(Piazza Campo de' Fiori)から始めた。

 テルミニ駅前のバス・ターミナルからバスに乗り「C.so Vittorio Emanuele/s. A. Della Valle」で降り、5分ほど歩くと広場に着く。
 チケットは地下鉄の元の共通だ。事前に地下鉄で入手しておいても良いし、バスターミナルのチケット売り場で購入することもできる。
 バスの中に打刻機があるから、機械に通すことを忘れると後で高額の罰金を取られることがあるので要注意だ。

 どのバスに乗ったらよいかは、るるぶや地球の歩き方のようなガイド・ブックに出ている場合もあるが、グーグル・マップで調べるのが一番簡単だ。使い方は日本で行き先を探すのと全く同じ。目的地も日本語で入力すれば、有名な観光地であれば、大抵そのまま検索できる。
 乗るべきバスの番号と降りるべき場所を確認しておけば、何とかなるだろう。それでも心配なら、グーグル・マップでGPS情報を確認していれば、自分が正しく目的地に向かっていることを確認できるので安心だ。




 ここカンポ・デ・フィオーリ広場は、観光客目当ての飲食店がぐるりと回りを取り巻いている。我々夫婦はこの旅行の間中、疲労のためか体調が思わしくなく、食欲がなかったのでエスプレッソを飲むことすらしなかった。時間を惜しんでいたこともあっただろう。

 ローマには、7泊しても回り切れないくらいの見どころがあるのだ。



 市場はほどほどの広さで、十分もあれば一回りできてしまう。スパゲッティの味付け用のスパイス・ブレンドから瓶詰のリモンチェッロやマフラー、採れたての野菜などが売られていた。

 私は土産として小さな瓶に入ったグラッパとリモンチェッロを、家内は実家への土産にマフラーを購入した。ローマ滞在も今日が最後。ユーロの現金がまだ潤沢に残っているので、財布のひもは緩みがちである。潤沢と言っても、あまり裕福とは言えない我々の感覚として、一日では使い切れないくらい、という意味なのであるが。


 ここはジョルダーノ・ブルーノ(Giordano Bruno)処刑の地でもある。広場に立っている像はそのジョルダーノ・ブルーノのものだ。
 彼は修道士であったが、天動説を擁護し異端審問で自説の撤回を拒否したために、火刑に処せられたということだ。カトリックの世界では、火刑は最後の審判での復活の道が閉ざされてしまうため、数ある処刑方法の中でも最も厳しいものであったという。

 彼は修道士でありながら、教会の教えよりも真理を選んで火刑に処されたのである。

 カンポ・デ・フィオーリは昔花畑であったそうだ。その地が舗装されて広場となって偉大な哲学者の処刑の場となり、今は買い物客が行き交う市場となっている。


 2017年1月イタリア旅行

0 件のコメント:

コメントを投稿