私も、ここにはJTBのツアーで連れて行ってもらった。
何枚か写真を撮ったので、お見せしよう。
私も家内も勿論、後ろ向きでコインを泉に投げ入れておいたから、再びローマの地を訪れることができるのである。
教会や遺跡を見たくてイタリアへ行ったのだが、こういう観光地を訪れるのもなかなか乙なものだ。
トレビの泉のすぐそばでジェラートを食べた。時間が足りなかったから慌てて食べた。観光地で名物を食べるのは、旅の楽しみの一つである。
泉の最上部には教皇の紋章が立体的に彫刻されている。
教皇クレメンス12世、ヴィルジネ水道(ウィルゴ水道)、という文字が読み取れる。
最後に書いてある、ANNO DOMINIは「主の年において」という意味で、現代日本では一般にA.D.と略され、西暦と訳される。
だから、ANNO DOMINI MDCCXXXVは西暦1735年を意味する。MDCCXXXVはローマ数字による表記である。
I, II, III, IV, V, VI, VII, VIII, IX, X くらいは読める方が多いのではないかと思うが、確かにローマ数字は効率が悪い。計算も大変だから、アラビア数字が普及したもの当然のことなのだろう。
ちなみに「PONT・MAX・」はラテン語の「Pontifex Maximus」の略。直訳すれば最高神祗官。古代ローマの官位で最高の宗教的権威であったから、キリスト教の時代になって、この表記がローマ教皇を意味するものへと変ったも自然なことだったのかもしれない。
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