この神殿を目にするのも二度目である。前回のイタリア旅行と同様、ここが目的地だったのではなく、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会への途中で立ち寄ったものだ。
ここはヘラクレス・ウィクトール神殿(Aedes Hercules Victor)である。
Wikipediaによると「コリントスの戦いでアカイア同盟軍を破った共和政ローマの軍人ルキウス・ムンミウス・アカイクスにより、紀元前2世紀に建てられたと言われている。」とのことだ。
イタリア語では「エルコレ・ヴィンチィトーレ神殿(Tempio di Ercole Vincitore)」となるらしい。ここまで変化すると、日本人にはヘラクレスのことだとは判別できない。調べてみると何のことはない。ギリシア神話のヘラクレスはローマ神話ではエルコレと呼ばれるらしい。ゼウスがユピテルに変るようなものですね。
ローマの遺跡は日常の中に普通に溶け込んでいる。
2017年1月イタリア旅行へ
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