2017年4月25日火曜日
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂 Basilica di Santa Maria in Trastevere (イタリア・ローマ)
トラステヴェレの中心部にあるサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会にも立ち寄った。工事中であったために外壁の装飾を観ることはできなかった。この教会はローマ最古の教会とされている。
古代の大理石の装飾やラテン語の碑文(だろうか?)が無造作に壁に埋め込まれている。ガイドブックなどではこれに触れた記述はなかったようだが、それぞれの破片もおそらくは、かなり歴史的価値のあるものなのではないかと思う。
内部は非常にきらびやかである。もともとキリスト教会の内部の壁画は、文字が読めない信徒に聖書の物語を教えるためのものであった。現代の日本人でも、少々の感動なしにこれらの装飾を眺めることはできない。
聖母マリア教会であるだけに、イエスの隣に聖母マリアが描かれている。
今回の旅行ではあちこちで見かけたミニチュアの人形による聖書物語。訪れたのが1月だったのでクリスマスの展示がまだ残っていたのだろうか。少しだけ得をした気分である。
我々夫婦がこの教会を見物しているうちに、鐘楼の鐘が何度も何度も鳴り、人がぞろぞろと集まってきた。何が始まるのかと思っていると、どうやら葬儀が始まるようである。レクイエムのミサの邪魔になってはならない。我々は早々に教会を後にしたのであった。
2017年1月イタリア旅行へ
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