茨城県五霞町の「道の駅ごか」で珍しいものを見つけた。トレーラーにつながれた状態の新幹線の先頭車両である。
写真にはよく写っていないが、400と大きく書かれたその下には、
JR EAST JAPAN RAILWAY COMPANY
と書かれていた。……と思う。その部分の拡大写真が残っていないので記憶に頼るほかないのである。
私が道の駅に着いた時には、多くの人がその車両を写真に収めていた。私も、その中に混じってスマートフォンで何枚か写真を撮影したのであった。
食事をして、買物をした後もこの車両は同じ場所に置かれたままになっていたので、夜間に搬送するのであろう。
さて、この車両について新幹線だと思ってインターネットで調べてみたのだが、「これだ」と思った新幹線400系はすでに引退した車両らしい。ということで、この車体の正体を突き止めることは、私にはできないことなのであった。もしかしたら、特急列車の車両なのかもしれない。
しかし、運搬途中の新幹線(だと思っている)にこうしてお目にかかるということは、滅多にないことである。
たまの外出先で出会った珍しい光景であった。
2017年12月2日土曜日
2017年5月18日木曜日
ローマへの旅を終えて (イタリア・ローマ)
今回の投稿で、2017年1月のイタリア旅行に関する記事は終了とする。
ローマの地を踏んだのは今回が二度目である。前回は大手旅行会社のツアーで、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、およびその周辺の都市をいくつか巡って最後にたどり着いたのがローマであった。
ローマで一日自由な時間があったため、いろいろと自分で回ってみて自由旅行の楽しさを知ったのが、今回の旅行の原動力となったのである。
これまで海外旅行は何度もいろいろな土地へ行ったけれども、一番心に残っているのは世界の首都ローマである。ローマになら一週間滞在しても楽しめるとずっと思っていた。そして、今回その思いを実現させたわけである。結果は一週間では足りないくらいであった。
今回の旅行では、すでに訪れた場所も含め、たくさんの場所を訪れることができた。前回の旅行で敢えて観光ルートから外して、いつか必ず訪れようと思っていたコロッセオにも行くことができた。
それでも、行き残した場所がたくさん残っている。そして、今回の旅行で一番の心残りは、夫婦ともに体調がすぐれず、食を楽しむということができなかったことである。
いつの日にか、買い物や食事の合間に暇を紛らわせるために観光してみる、というような贅沢な旅がしてみたいものである。
その時は、三度ローマを訪れることになるだろう。
さらばローマよ。また逢う日まで。その時まで。
2017年1月イタリア旅行へ
ローマの地を踏んだのは今回が二度目である。前回は大手旅行会社のツアーで、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、およびその周辺の都市をいくつか巡って最後にたどり着いたのがローマであった。
ローマで一日自由な時間があったため、いろいろと自分で回ってみて自由旅行の楽しさを知ったのが、今回の旅行の原動力となったのである。
これまで海外旅行は何度もいろいろな土地へ行ったけれども、一番心に残っているのは世界の首都ローマである。ローマになら一週間滞在しても楽しめるとずっと思っていた。そして、今回その思いを実現させたわけである。結果は一週間では足りないくらいであった。
今回の旅行では、すでに訪れた場所も含め、たくさんの場所を訪れることができた。前回の旅行で敢えて観光ルートから外して、いつか必ず訪れようと思っていたコロッセオにも行くことができた。
それでも、行き残した場所がたくさん残っている。そして、今回の旅行で一番の心残りは、夫婦ともに体調がすぐれず、食を楽しむということができなかったことである。
いつの日にか、買い物や食事の合間に暇を紛らわせるために観光してみる、というような贅沢な旅がしてみたいものである。
その時は、三度ローマを訪れることになるだろう。
さらばローマよ。また逢う日まで。その時まで。
2017年1月イタリア旅行へ
2017年5月17日水曜日
2017年5月16日火曜日
コロッセオの猫 A Cat at the Colosseo (イタリア・ローマ)
コロッセオでも猫の姿を見付けることができた。
望遠で撮影したため、画像が不鮮明である。ここがどういう場所か知らずに、膨大な数の観光客を物ともせずに、この猫は遺跡の上で悠然とくつろいでいるのだ。
2017年1月イタリア旅行へ
望遠で撮影したため、画像が不鮮明である。ここがどういう場所か知らずに、膨大な数の観光客を物ともせずに、この猫は遺跡の上で悠然とくつろいでいるのだ。
2017年1月イタリア旅行へ
2017年5月15日月曜日
オスティア・アンティカの猫 Cats at Ostia Antica (イタリア・ローマ)
今回のイタリア旅行で出会った猫の写真を紹介しよう。最初の撮影地はオスティア・アンティカである。
イタリアでは観光地で野良猫に出会うことが多かったように記憶している。ここ、オスティア・アンティカでも何匹もの野性味あふれる猫の姿を写真に収めることができた。
2017年1月イタリア旅行へ
イタリアでは観光地で野良猫に出会うことが多かったように記憶している。ここ、オスティア・アンティカでも何匹もの野性味あふれる猫の姿を写真に収めることができた。
2017年1月イタリア旅行へ
2017年5月8日月曜日
ローマで電車に乗って思ったこと (イタリア・ローマ)
イタリアではローマ市内で頻繁に地下鉄を利用した。オスティア・アンティカまで結構長距離だったが、地下鉄と同じ一律料金で行くことができた。ローマ、ナポリ間の高速鉄道フレッチャロッサにも乗ったし、ナポリからポンペイまでヴェスヴィオ周遊鉄道も利用した。帰国時にはまた、高速鉄道レオナルド・エクスプレスにも乗車した。
そこで意外に感じたことは、降車駅でチケットを確認するという日本では欠かせない行為が、ここイタリアでは行われていない、ということなのである。
ローマの地下鉄では、一駅乗っても、終点まで乗っても一律料金1.5ユーロだ。距離が長い高速鉄道では切符を持っているか確認する乗務員が回ってくるが、出口で切符を改められることはない。その代りに、ヴェスヴィオ周遊鉄道の列車の中で一度だけチケットの提示を求められたことがある。この時に有効な(打券機を通した)切符を持っていないと、高額の罰金を取られるというのがこの国のやり方のようなのだ。
考えてみれば、これは非常に合理的である。このやり方なら、駅の出口で有効な切符を持っていることの確認を行わないのであるから、そのために掛かる膨大なコストが不要になる。従量料金を管理するためのコストも不要となる。有効な切符を持たずに列車に乗ったことが判った場合は高額の罰金を科せられることによる抑止効果によって、キセル行為も抑制できる。
どれだけ厳格に管理しても、不正をしようとする客はいろいろと工夫をして不正をするのであるから、不正抑制のためのコストは適当に抑えるべきである。これを実現しているのがイタリアの鉄道なのだ。
コストを抑制できる分、チケットの価格も抑えられるから、遠距離と近距離と同額ということもあまり問題にならないのだろう。鉄道会社も手間が省け、乗客は安価に鉄道を利用することができる。チケット代が安く抑えられるから一駅だけ乗る時もあまり気にしないで地下鉄を利用することができるのではないだろうか。
これは乗客にとっても鉄道会社にとってもハッピーな非常に合理的なやり方だと思う。
日本で一駅で降りる人も30分列車に乗る人も同じ160円という料金設定をすることができないのは、何か間違った過剰サービスの結果、高コスト体質になってしまって、鉄道料金が高額となっているということなのではないだろうか。
日本で生活している分には、電車を利用する場合は一駅乗る場合と三駅乗る場合とでは料金が異なるのは当たり前である。しかし、考えてみてもらいたい。都内の地下鉄やJRをすべて一律料金とした場合、出口の自動改札機は不要となる。あれの設置費用や、メンテナンス料は、当然のことだが乗客の我々が鉄道料金として負担しているのだ。もしかしたら、東京の地下鉄料金をどこまで乗っても一律170円にできる。そんなことが可能な方法をイタリアでは当り前に導入しているのかも知れない。
そんなことを考えさせられたイタリア滞在であった。
2017年1月イタリア旅行へ
そこで意外に感じたことは、降車駅でチケットを確認するという日本では欠かせない行為が、ここイタリアでは行われていない、ということなのである。
ローマの地下鉄では、一駅乗っても、終点まで乗っても一律料金1.5ユーロだ。距離が長い高速鉄道では切符を持っているか確認する乗務員が回ってくるが、出口で切符を改められることはない。その代りに、ヴェスヴィオ周遊鉄道の列車の中で一度だけチケットの提示を求められたことがある。この時に有効な(打券機を通した)切符を持っていないと、高額の罰金を取られるというのがこの国のやり方のようなのだ。
考えてみれば、これは非常に合理的である。このやり方なら、駅の出口で有効な切符を持っていることの確認を行わないのであるから、そのために掛かる膨大なコストが不要になる。従量料金を管理するためのコストも不要となる。有効な切符を持たずに列車に乗ったことが判った場合は高額の罰金を科せられることによる抑止効果によって、キセル行為も抑制できる。
どれだけ厳格に管理しても、不正をしようとする客はいろいろと工夫をして不正をするのであるから、不正抑制のためのコストは適当に抑えるべきである。これを実現しているのがイタリアの鉄道なのだ。
コストを抑制できる分、チケットの価格も抑えられるから、遠距離と近距離と同額ということもあまり問題にならないのだろう。鉄道会社も手間が省け、乗客は安価に鉄道を利用することができる。チケット代が安く抑えられるから一駅だけ乗る時もあまり気にしないで地下鉄を利用することができるのではないだろうか。
これは乗客にとっても鉄道会社にとってもハッピーな非常に合理的なやり方だと思う。
日本で一駅で降りる人も30分列車に乗る人も同じ160円という料金設定をすることができないのは、何か間違った過剰サービスの結果、高コスト体質になってしまって、鉄道料金が高額となっているということなのではないだろうか。
日本で生活している分には、電車を利用する場合は一駅乗る場合と三駅乗る場合とでは料金が異なるのは当たり前である。しかし、考えてみてもらいたい。都内の地下鉄やJRをすべて一律料金とした場合、出口の自動改札機は不要となる。あれの設置費用や、メンテナンス料は、当然のことだが乗客の我々が鉄道料金として負担しているのだ。もしかしたら、東京の地下鉄料金をどこまで乗っても一律170円にできる。そんなことが可能な方法をイタリアでは当り前に導入しているのかも知れない。
そんなことを考えさせられたイタリア滞在であった。
2017年1月イタリア旅行へ
2017年5月7日日曜日
ローマ市内観光で困ったこと (イタリア・ローマ)
一番困ったことは何よりもトイレが少ないこと。トイレがあっても、便器の上にあるべき便座がないことが多いということ。そして、有料のトイレが結構多いということであった。
便座がないというのは、どういうことなのか一応説明しておこう。日本の常識では、トイレの個室の設備としては、陶器でできた便器の上に開閉可能なプラスチック製などの便座がついているのが普通の姿である。さらにその上に蓋がついていることもある。イタリアのトイレの個室にはこのプラスチック製の便座が存在しない場合が多いのである。ない方が普通だといっても過言ではない。しかし郷に入っては郷に従えで、それでも何とか用を足すことができてしまうのが不思議なところだ。日本であれば、便座のついていない便器で用を足すことなど考えることもできないであろう。多分、トイレをそんな惨状のままにしているような店には、二度と足を踏み入れることはないはずだ。
しかし、急用であれば、それでも何とか工夫をして用を足すしかないのであるから、実際にはさほど困ることもなかった。対策としては腰を浮かせた状態で用を足す方法が一つ。トイレットペーパーを便器に敷き詰めてその上に腰かけて用を足す方法が一つ、である。
日本のように、どこにでも清潔で管理の行き届いたトイレが存在するような国は、世界広しといえども、そうそう存在しないものなのかも知れない。
イタリアのトイレ事情を体験してそんなことを考えたのであった。
2017年1月イタリア旅行へ
便座がないというのは、どういうことなのか一応説明しておこう。日本の常識では、トイレの個室の設備としては、陶器でできた便器の上に開閉可能なプラスチック製などの便座がついているのが普通の姿である。さらにその上に蓋がついていることもある。イタリアのトイレの個室にはこのプラスチック製の便座が存在しない場合が多いのである。ない方が普通だといっても過言ではない。しかし郷に入っては郷に従えで、それでも何とか用を足すことができてしまうのが不思議なところだ。日本であれば、便座のついていない便器で用を足すことなど考えることもできないであろう。多分、トイレをそんな惨状のままにしているような店には、二度と足を踏み入れることはないはずだ。
しかし、急用であれば、それでも何とか工夫をして用を足すしかないのであるから、実際にはさほど困ることもなかった。対策としては腰を浮かせた状態で用を足す方法が一つ。トイレットペーパーを便器に敷き詰めてその上に腰かけて用を足す方法が一つ、である。
日本のように、どこにでも清潔で管理の行き届いたトイレが存在するような国は、世界広しといえども、そうそう存在しないものなのかも知れない。
イタリアのトイレ事情を体験してそんなことを考えたのであった。
2017年1月イタリア旅行へ
登録:
投稿 (Atom)