2017年5月7日日曜日

ローマ市内観光で困ったこと (イタリア・ローマ)

 一番困ったことは何よりもトイレが少ないこと。トイレがあっても、便器の上にあるべき便座がないことが多いということ。そして、有料のトイレが結構多いということであった。

 便座がないというのは、どういうことなのか一応説明しておこう。日本の常識では、トイレの個室の設備としては、陶器でできた便器の上に開閉可能なプラスチック製などの便座がついているのが普通の姿である。さらにその上に蓋がついていることもある。イタリアのトイレの個室にはこのプラスチック製の便座が存在しない場合が多いのである。ない方が普通だといっても過言ではない。しかし郷に入っては郷に従えで、それでも何とか用を足すことができてしまうのが不思議なところだ。日本であれば、便座のついていない便器で用を足すことなど考えることもできないであろう。多分、トイレをそんな惨状のままにしているような店には、二度と足を踏み入れることはないはずだ。

 しかし、急用であれば、それでも何とか工夫をして用を足すしかないのであるから、実際にはさほど困ることもなかった。対策としては腰を浮かせた状態で用を足す方法が一つ。トイレットペーパーを便器に敷き詰めてその上に腰かけて用を足す方法が一つ、である。

 日本のように、どこにでも清潔で管理の行き届いたトイレが存在するような国は、世界広しといえども、そうそう存在しないものなのかも知れない。

 イタリアのトイレ事情を体験してそんなことを考えたのであった。


 2017年1月イタリア旅行

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